坂町小学校で犠牲者を追悼
甚大な被害をもたらした「西日本豪雨」からまもなく7年です。
4日、広島県坂町の小学校では犠牲者を追悼するとともに、当時の被害状況や防災について学びました。
<黙とう>
災害関連死を含め21人が犠牲となり、1人が未だ行方不明となっている坂町。
坂小学校では4日朝、追悼朝会が開かれました。
朝会では野間理香校長が当時、坂小学校も校舎やグラウンドが浸水や土砂の被害を受けたことを動画や写真で説明。
また、災害時の避難場所や避難経路を確認したり防災グッズを用意することなど、『事前の備え』の大切さを強調しました。
その上で、「西日本豪雨を過去のことで終わらせず、災害から学びこれからの未来につないでいきましょう」と呼びかけました。
【6年生は】
「7年経って(街が)すごくきれいになっているから忘れかけてしまうこともあるかもしれないけど、やっぱり忘れてはいけないと思います」
「日頃からの準備が大切だとわかったし、中学生になっても、大人になっても伝えていけたらいいなと思います」
あの日からまもなく7年…被災地は追悼の祈りに包まれます。