岡山市と岡山大学が年齢とともに進む加齢性難聴の早期発見やケアに取り組むための連携協定を結び、7月2日に締結式が行われました。
締結式には、岡山市の大森雅夫市長や岡山大学の那須保友学長が出席し、協定書にサインしました。
協定では、市が聴力検査を行う専用の車を活用して加齢性難聴の早期発見に取り組むことや、専門的な知識を大学と共有し、適切な補聴器の使用につなげることなどが盛り込まれています。
(岡山大学 那須保友学長)
「特に高齢者の生活の質を改善して本人、家族に大きな恩恵をもたらすと思っている」
(岡山市 大森雅夫市長)
「究極は生活の質を高めていく。加齢性難聴有病者の15%くらいしか補聴器をつけていない、補聴器を付けて生活の質を高めてほしい」
岡山市が難聴の分野で協定を結ぶのは今回が初めてです。