上天草市は、昨年度 実施した海岸清掃の業務委託で、現場の巡回などの職務を怠り上司に嘘の報告を繰り返したとして、３１歳の職員を減給処分としました。
１日付で減給１０分の１、１カ月の懲戒処分を受けたのは、３月まで市民生活部に勤務していた３１歳の主事です。
上天草市によりますと、この主事は、昨年度実施した海岸清掃の業務委託で、現場の巡回や業者への指示といった職務を怠った上、業務の進捗状況について上司に嘘の報告を繰り返したということです。
ことし３月、業者からの実績報告が上がってこないことを不審に思った上司が主事に指摘したことで今回の事案が発覚しました。
上天草市は、指導監督責任として当時の上司４人も厳重注意としています。
堀江 隆臣 市長は、「全体の奉仕者として強い自覚と緊張感を持って職務に専念するよう指導するなど、再発防止を徹底する」とコメントしています。
