街中や学校に相次いでシカが出没
北海道・札幌市で1日から相次いで撮影されているのは、人前に現れたシカだ。札幌市内の街中で同時多発的に出没している。
そのうちの1頭は、同じ所でずっと居座っていた。しかも、その場所は学校に近い場所だった。

現場に向かった取材班は、道路とフェンス1枚をはさんだ学校の敷地内にシカがいるのを確認した。シカは周囲をキョロキョロと見回しながら、休んでいるような様子だった。


駆けつけた市の職員らとのにらみ合いが続いたが…
高校の副校長:
静かに生徒へ危害を加えないように、ゆっくりいてもらえればと思う

涼を求めてたどり着いたのか、シカは木陰でおとなしくしていた。しかし副校長の好意に甘えすぎたのか、実に9時間以上も居座り続けていた。
増加するシカ目撃情報…接触事故は上昇傾向
また、国道の近くでも別のシカが、ホッと一息ついているようだった。
2日から小学校の校門付近などでシカの目撃情報が相次いでいるが、これまでのところ事故やけが人などの報告はない。

2024年は、北海道でのシカと車両の接触事故は5460件と過去最多だった。2025年は2024年を上回るペースで事故が発生しており、注意が必要だ。
(「イット!」 7月2日放送より)
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