アメリカの電気自動車大手・テスラは、6月までの3カ月の販売台数が13%減と発表しました。
2日、テスラは2025年4月から6月までの自動車の販売台数が、前の年の同じ時期と比べ13%減り、約38万4000台だったと発表しました。
イーロン・マスクCEOがトランプ政権で要職につき、過激な政治的な言動による不買運動の影響などで、2四半期連続で2桁台の減少となりました。
マスク氏は5月末に政権を離脱しましたが、販売台数の回復にはつながらず、さらにトランプ大統領は電気自動車の推進政策の廃止にかじを切っています。
1日に、トランプ大統領がマスク氏に対して「補助金がなければ店をたたんで、南アフリカに帰らなければならないだろう」と投稿するなど、対立は一層深まっています。