第27回参議院議員選挙が3日に公示され、20日の投開票に向け、選挙戦がスタートしました。

与野党各党の党首は、早速街頭に立ち、有権者に支持を訴えました。

自民党・石破総裁:
困った方々に重点的にお払いをする、それが給付金であって、決してばらまきでも何でもありません。今年中には、お金が行き渡るようにいたします。

立憲民主党・野田代表:
我々は食料品に関わる消費税を今8%かかっていますが、0%にしようと思います。赤字国債を発行しません。財源は、しっかりと提示しています。責任ある減税を果たしていきたいと思います。

公明党・斉藤代表:
責任ある減税を行っていきます。現金給付、野党の皆さんは、ばらまきだ、ばらまきだと言う。そうではありません。自信を持って、この選挙期間中、訴えてまいりたい。

日本維新の会・吉村代表:
社会保険料の負担があまりにも大きすぎると、やっぱり生活は持たないですよ。社会保険料を下げる改革、これは今の人口減少、高齢化社会の中で絶対に必要な本質的な問題だと思っています。これをやらせてください。

共産党・田村委員長:
何といっても消費税の減税。日本共産党は消費税の廃止を目指し、緊急に5%への減税を掲げています。

国民民主党・玉木代表:
税金と保険料と高いガソリン代、電気代で出ていくものばっかりが多ければ、手取りは増えません。手取りを増やす経済政策をしっかり進めていきたい。

れいわ新選組・山本代表:
今すぐ消費税廃止。減税なんてほとんど国会の中で話がされなかった。今や自民党以外が消費税減税に全党が触れるという状況までつくり出した。力を貸していただきたいんです。

参政党・神谷代表:
参政党の今回の選挙の訴え、キャッチコピーは「日本人ファースト」です。グローバル化を止められないから、けどバランスをとりながら、国民の生活をしっかり守ろうと。

社民党・福島党首:
ミサイルより米を。ミサイルより暮らしを。ミサイルより平和を。お金を使うところ間違っている。

日本保守党・百田代表:
今、立ち上がれば、今、自公政権のむちゃくちゃを止めることができたら、まだ日本は復活する余地があります。

今回の選挙は、248議席のうち、改選の124議席と東京選挙区の欠員の補充を合わせた125議席をめぐって争われます。

投票日は20日で、即日開票されます。
 

フジテレビ
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政治部
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