物価高対策や石破政権への評価が争点となる参議院選挙が3日に公示されます。
これに先だって2日、与野党の党首が討論会に臨みました。
3日に公示される参院選では、衆議院で少数与党となっている自民・公明両党が参議院での過半数を維持するか、野党が勝利し与党を衆参両院での過半数割れに追い込むかが最大の焦点です。
2日の討論会では、冒頭に各党首が一番訴えたい一言をアピールしました。
自民党・石破首相:
この国の将来に責任を持つ。
立憲民主党・野田代表:
私は、物価高からあなたを守り抜く。
日本維新の会・吉村代表:
ズバリ、社会保険料を下げる改革です。
公明党・斉藤代表:
物価高を乗り越える経済と社会保障の構築を掲げました。
国民民主党・玉木代表:
現役世代から豊かになろう。そして全ての世代へと。
共産党・田村委員長:
自公少数で消費税減税。
れいわ新選組・山本代表:
物価高だけに矮小(わいしょう)化するなです。
参政党・神谷代表:
日本人ファーストという言葉でまとめさせていただいています。
討論では物価高対策などについて議論が交わされ、消費税の減税を掲げる野党側が与党の掲げる給付金をバラマキだと批判しました。
これに自民党の石破首相は「全くポイントも置かず重点化もしないのをバラマキという。消費税の減税はある意味それに近い」と反論しました。
また、日本保守党と社民党はビデオで減税を訴えました。
選挙戦は3日に公示され、20日の投開票に向け17日間の選挙戦がスタートします。