鹿児島市は市役所の本庁舎や支所などの窓口での受け付け時間を2026年1月から現在より1時間短縮して、午前8時45分から午後4時半にすると発表しました。

これは、2日、下鶴市長が定例会見で発表したもので、対象となるのは鹿児島市役所の本庁舎、各支所、出先機関などです。

これらの施設では窓口の受け付け時間が、現在の午前8時半から午後5時15分までが、2026年1月5日からは1時間短縮されて午前8時45分から、午後4時半となります。

変更の理由として、住民票の写しなどの発行で2024年度のコンビニの利用が2020年度の約6.8倍に増えた一方で、窓口を訪れる人は約47%減少したことや、短縮となる時間帯の来庁者数が全体の7.7%と少ないことを上げています。

職員の勤務時間に変更はありませんが、時間の短縮で常態化している時間外勤務の圧縮も期待されています。

なお、業務の繁忙期は窓口受け付け時間の延長を検討するとしています。

鹿児島市・下鶴隆央市長
「『行かなくてもいい市役所作り』を推進し、国が指定する手続きの約8割で電子申請を導入するなど、来庁することなく手続きができる環境を整えている」

また、下鶴市長は名古屋市の小学校の教員らが女子児童を盗撮した画像を、SNSで共有したとされる事件に関連した鹿児島市の対応について、次のように述べました。

下鶴隆央市長
「文部科学省からも全国に服務規律の徹底の通知があり、それを踏まえて今後とも信頼される学校の確保に引き続き取り組んでいく」

鹿児島テレビ
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