2日の秋田県内は、湿った空気の影響で蒸し暑い1日となりました。こうした中、秋田市のこども園の園児たちがジャガイモの収穫に汗を流しました。
ジャガイモ堀りに挑戦したのは、秋田市のにいだこども園の年長と年中の園児約130人です。
園では、収穫の喜びを通して自然への理解を深めてもらおうと、40年以上前から地元の農家から借り受けた畑でジャガイモを栽培しています。
子どもたちは茎を力いっぱい引っ張り、年中の園児が4月に植え、土の中で大きく育ったジャガイモを掘り起こしました。
土を掘り進めていくと虫を発見する場面も。子どもたちは自然と触れ合いながら、食の大切さを感じているようでした。
参加した園児は「丸いのとか雪だるまみたいなジャガイモが取れた」と笑顔を見せました。
また他の園児は「ポテトにして食べたい」「楽しかったのはみんなでジャガイモを掘れたこと。ポテトチップスを作って食べる。ママとパパで作る」と話し、自分たちが収穫したジャガイモをどう味わうか胸を膨らませていました。
収穫したジャガイモはそれぞれの家庭や給食で味わうほか、7月に行われるお泊り保育で夕食のカレーライスに使われるということです。