奈良県に本社がある三ツ星靴下と、関係会社の三ツ星産業が、7月1日に事業を停止し、自己破産申請の準備に入ったことが分かりました。

帝国データバンクによると、負債は去年12月時点で三ツ星靴下が約25億円、三ツ星産業が約8億円で、2社合計で約33億円にのぼるということです。

三ツ星靴下は、1948年に創業し、紳士・婦人用靴下やパンティーストッキングを製造。医療用・健康用の着圧ソックスなど高機能靴下の取り扱いを強化していたこともありました。

2011年にパンティーストッキングの製造から撤退するなど、事業を縮小していたということですが、近年は円安の影響で採算が悪化し、借入金の返済見通しが立たないことから、自己破産申請に至ったということです。

関西テレビ
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