4年前、札幌市の中学1年の女子生徒がいじめが原因で自殺したことをめぐり、両親が、市を訴えていた裁判が7月1日、和解しました。
訴状によりますと、札幌市の中学1年の女子生徒は同級生から「首つって死んで」などのメッセージが届くなど2年以上受け続けたいじめを苦に、2021年に自殺しました。
両親は2024年7月、教師がいじめを長期間放置したのが自殺の原因として、市に損害賠償を求め、訴えを起こしていました。
4月に札幌地裁が和解を提案。市は、いじめ防止措置が不十分だったと認め、両親に謝罪し、6000万円を支払うことで和解が成立しました。