福岡県の男性がSNSでのウソの投資話を信じ、現金2200万円あまりをだまし取られる詐欺事件がありました。

被害にあったのは、福岡県筑後市に住む会社員の男性(46)です。

筑後警察署によりますと、今年4月5日ごろ、男性がSNSで、優良株を教えるアカウントの投稿に掲載されていた別のSNSのグループアカウントにアクセスしたところ、数日後、投資講師アシスタントを名乗るA女からアプリをインストールするよう勧められました。

その後、A女から紹介されたカスタマーマネジャーを名乗る人物Bが指定した口座に、株投資の証拠金として200万円を振り込みました。

さらに、A女から「投資額を1000万円まで増やせば、投資額の100%で運用できるように計らう」と提案され、別のSNSのグループアカウントに誘導されて、Bが指定する口座に証拠金として残りの800万円を2回にわたって振り込みました。

その後もA女から株の購入を勧められ、2回にわたって1205万円を指定の口座に振り込むなどし、4月5日から6月4日までの間に、あわせて現金2205万円をだまし取られました。

警察は
◎安易にSNS広告の投資話に乗らない。
◎「絶対に儲かる」「あなただけ」という話は詐欺です!
◎面識のない人にお金を振り込んではいけません。
◎SNSは、知らない人からの「友達申請を拒否」「メッセージ受信を拒否」する設定にしておきましょう。
と注意を呼びかけています。

テレビ西日本
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