インド西部の町で行われたヒンドゥー教の祭典で、突如暴走する象の姿がカメラに捉えられた。この日、100年以上続く伝統行事の最中、18頭の象が街を行進していた。
しかし、そのうちの1頭が突然豹変し、多くの人々に向けて突進。現場は一時、大混乱に陥った。その後象使いによって象は鎮められたという。
ヒンドゥー教の祭りで象が暴走…人混みに突撃
インド・アーメダバードで衝撃の瞬間が撮影されていた。悲鳴を上げる人たちに突然、象が突進してきたのだ。

この日、100年以上もの歴史を持つヒンドゥー教の祭典が行われていて、18頭の象が街の中を行進していた。
しかし、そのうちの1頭が豹変してしまう。オスの象が暴走し、見物していた人たちをめがけて突っ込んでいった。

そのすさまじい勢いに多くの人がなぎ倒され、設置されていたバリケードも軽々と破壊されてしまう。さらに他の象も“後に続け”と言わんばかりについて行ってしまった。
原因は音か?暴走象は無事に隔離
あまりの出来事に行事に集まった数千人もの人たちは騒然となったが、その後、暴れていた象は象使いによって安全な場所に隔離されたという。

象の暴走により、現場にいた1人がけがをし、病院に搬送された。現地メディアによると、象が暴れたのは「大音量の音楽と笛の音」が原因とみられている。
(「イット!」 6月30日放送より)
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