きょう未明、尾道市向東町で、住宅が全焼する火事があり、焼け跡から1人の遺体が見つかりました。
警察と消防によりますと、きょう午前0時20分ごろ、尾道市向東町で「建物全体が燃えている」と付近の住民から119番通報がありました。
【毛利祥子記者】
「火元の住宅の屋根は ほぼ焼け落ちてしまっています。そして住宅の向かいの電線についている設備も一部溶けていて、火災の大きさを物語っています」
【目撃者は】
「火柱があんなの初めて。2メートルくらいだったかな、すごかった…初めてだった」
消防車7台が出動し火はおよそ2時間半後に消し止められましたが、2階建ての木造住宅1棟が全焼、焼け跡から1人の遺体が見つかりました。
この家には、70代の夫婦が2人で住んでいて、夫は逃げて無事でしたが、妻と連絡がとれないということです。
警察は、遺体はこの妻とみて、身元の確認を急ぐとともに、火事の原因などを調べています。