7月に値上げされる食品は2000品目を超え、2024年の5倍に増える見通しで、物価高による家計の負担増が続きます。
ミツカンは、主力のポン酢や鍋つゆ、納豆商品の価格を引き上げます。
かんきつ果汁や大豆など、原材料の高騰が要因だとしています。
エスビー食品はカレールウや香辛料などの一部を値上げするほか、味の素AGFもインスタントコーヒーなどの一部商品で価格を引き上げます。
帝国データバンクによると7月の食品の値上げは、2024年の同じ月の約5倍の2105品目に上ります。
値上げの勢いは2024年より強く、今後の動向次第では、年間の値上げ品目数がラッシュが本格化した2022年の2万5000品目を超える水準に並ぶ可能性があり、家計の負担増が続きそうです。