110番通報への対応力のUPを目指し、愛媛県警の通信指令競技会が20日、松前町の警察学校で開かれました。

この競技会は110番通報があった際、冷静な聞き取りや正確でスピーディーな無線連絡ができるよう、警察が毎年行っています。今回は県内16の全ての警察署から署員が3人1グループで参加しました。

グループの受理係:
「ケンカですかね。場所なんですけど、どちらになりますか」

競技会ではケンカの目撃者からの110番通報を受け、発生場所や容疑者の逃走経路などをメモを取りながら冷静に聞き出すと、同時進行で無線係が警察官に現場への急行を指示しました。

グループの指示係:
「至急至急。伊予から愛媛本部。現在駅前1がけんか口論入電中であるが、現場より警察官が倒れているとの速報あり」

いかに正確かつスピーディーに対応出来ているか。グループの対応は制限時間10分で審査され、今年は松山東警察署が優勝しました。

警察によりますと、愛媛県内では1日あたり200~300件の110番通報が寄せられ、去年は1年間では約9万600件に上ったということです。

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テレビ愛媛
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