宮城県七ヶ浜町で養殖された高級食材として人気の「活トリガイ」が仙台市中央卸売市場に今年初めて入荷しました。
七ヶ浜町の海で養殖された「活トリガイ」です。食べられる「足」の部分が鳥のくちばしに似ていることから「トリガイ」と呼ばれているそうです。特徴は、その食感。
記者リポート
「食感はコリコリとしていて、かめばかむほど甘みが出てきます」
国内では京都と石川がトリガイの2大産地とされています。七ヶ浜町では特産化を目指し、2018年から試験養殖に取り組み、4年前に出荷が始まりました。
今年は海水温が高かったことなどから、サイズにばらつきがあり、水揚げ量は去年より20kg少ない約150kgを見込んでいます。
6月27日朝は1kgあたり7000円から2万5000円と去年の倍以上の価格で取り引きされました。
県漁協 星良昭さん
「ぷりんぷりんしていて、実入りもよくて、すごくおいしい食材なので、ぜひ皆さまに食べてほしい」
活トリガイは県内の飲食店で提供されるということです。