兵庫・神戸市の王子動物園で2024年に死んだジャイアントパンダ「タンタン」の剥製が中国側に返還されました。
メスのジャイアントパンダ「タンタン」は、2000年に中国から王子動物園にやってきました。
阪神・淡路大震災で傷ついた人々の心を癒やし愛されてきましたが、2024年3月31日に国内最高齢の28歳で死にました。
中国側との契約でタンタンの死後でも返還することが決まっていて、2025年3月までに神戸市が約730万円かけて剥製と骨格標本を完成させていました。
王子動物園によると、タンタンの剥製などは25日に関西国際空港を出発し、26日朝に中国に到着したということです。