秋田県羽後町でオクラの収穫が始まりました。実は大きく育ちながらもやわらかく、生産者は品質に太鼓判を押します。

羽後町の「ひばり野」と呼ばれる地域ではオクラが盛んに生産されていて『ひばり野オクラ』として親しまれています。サイズは10センチ以上。その大きさに反して実がやわらかいのが特徴です。日の光の方向、つまり空に向かって育ちます。

高橋和幸さんの農業用ハウスではオクラが収穫の時期を迎えました。

JAうご新成園芸組合・高橋和幸さん:
「日照不足で出荷に10日ほど遅れが出ている。対策として、夜のハウス内の気温を下げないように暖房を使って温度管理した」

ことしは春先の天候が安定しなかったため生育に遅れが出ましたが、懸命の対策で大きさ・品質ともに十分です。

高橋さんは「ことしも暑い夏が予想されるので、ひばり野オクラを食べて夏を乗り切ってほしい」と話しています。

ひばり野オクラの収穫は8月中旬まで続き、JAうごは今シーズン、30トンの出荷を目指します。

秋田テレビ
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