北海道札幌市の北海道大学で、猛毒がある外来種とみられる植物が見つかった問題で、この植物が2年前から生えていた可能性があることが分かりました。
北大構内で見つかったのは、高さが2メートル以上にもなる「ジャイアント・ホグウィード」日本名バイカルハナウドとみられる植物です。
樹液に強い毒性があり、触れたあと太陽光に当たると激しい炎症を引き起こす恐れがあります。
北大では、6月25日に周辺を立ち入り禁止にするとともに、伐採してバイカルハナウドかどうか調べています。
またSNS上では、バイカルハナウドとみられる植物が2年前に北大構内で撮影されていて、以前から生えていた可能性もあります。
北大によりますと、これまでに健康被害があったという情報は寄せられていませんが、見つけても触れないよう注意を呼び掛けています。