来月20日投開票の参院選をめぐり、立憲民主党が推薦する候補と、共産党の公認候補者の一本化に向けた会合が25日夜、鹿児島市で行われましたが、話し合いはまとまりませんでした。今後、引き続き協議が行われます。

参院選の鹿児島選挙区には自民党の園田修光さん、共産党の松崎真琴さん、参政党の牧野俊一さん、無所属の尾辻朋実さんの4人が立候補を表明しています。

会合は非公開で行われ、無所属の尾辻さんを推薦する立憲民主党県連と、松崎さんを公認する共産党県委員会、それに社民党、市民団体「ALLかごしまの会」などが出席し、候補者の一本化に向けて意見を交わしました。

会合後、取材に応じた市民団体によりますと、候補者の一本化の必要性は立憲民主、共産党ともに一致していたものの、結論には至らなかったということです。

今後、引き続き、政策などについて協議していくことを確認し、公示まで時間もないことから今月内にもう1回、会合の場を設ける予定です。

鹿児島テレビ
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