8週連続で値下がりが続いていた鹿児島県内のレギュラーガソリンの平均価格は、23日再び値上がりに転じました。
中東情勢の緊迫化が背景とみられ、資源エネルギー庁はしばらく値上がりが続くと分析しています。
県内のレギュラーガソリンの1リットルあたりの平均価格は、過去最高となった4月14日の196.2円をピークに、8週連続で値下がりしていましたが、23日は前の週より0.8円上がり、182.6円となりました。
これは全国で最も高く、資源エネルギー庁によりますと、イスラエルとイランの交戦で中東情勢が緊迫化したことが価格上昇の背景にあるということです。
また、23日のレギュラーガソリンの全国平均を見ると、1.6円の値上げとなっていますが、実際の元売り価格は4.5円上昇しているということです。
値上がり分が完全には反映されていないことから、資源エネルギー庁は「しばらくガソリン価格の値上がりが続く」と分析しています。