元熊本県副知事で前の衆議院議員、小野 泰輔さんが25日会見を開き、今年8月の八代市長選挙に無所属で出馬すると正式に表明しました。

小野さんは「市民から信頼される八代市政を目指し、元気で誇りを持てる八代にしたい」と意気込みを語りました。

【小野 泰輔氏(51)】
「〈熱意〉というものが私は政治の中では大きいと思う」「〈八代のために(市長を)やってほしい〉との声を繰り返しいただいて、それに対して真摯に検討して〈応えなければいけない〉とずっと考えてきた。その末に、出馬の決意にいたった」

25日の会見で八代市長選への出馬を正式に表明した小野 泰輔さんは東京都出身の51歳。2012年から8年間、熊本県の副知事を務め、『県南振興』などを担当しました。その後、2020年の東京都知事選への挑戦を経て翌年の衆院選・東京1区に〈日本維新の会〉の公認で出馬し、比例復活で初当選。しかし、去年の衆院選で落選し、家族が暮らす熊本に拠点を移していました。

小野さんは、25日の会見で、衆院選で落選した後、参院選や市長村長選への
出馬の打診があったことを明らかにした上で、一番熱心に頼まれたのが八代市長選への挑戦で、「『八代をよくしてほしい』との市民の期待に応えたいと思った」と出馬を決めた理由を語りました。

【小野 泰輔氏(51)】
「八代市を中心に元気にすることによって(県南振興を)実現する。県南の発展を
カギを握るのが、この八代ということで、それを自ら実践していく」

また、「市民から信頼される八代市政を目指し、市民が幸福に暮らし、誇りを持てる
八代にしたい」と述べた小野さん。政党からの推薦は受けず、無所属で出馬する意向を示しました。

8月24日告示、31日投開票の八代市長選をめぐっては現職の中村 博生さんが
4回目の当選を目指し出馬を表明しているほか、八代市議の山本 敬晃さんも出馬の意向を示しています。

テレビ熊本
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