7月20日投開票の参議院議員選挙を前に、25日、県警本部で県内各署の署長らが参加する会議が開かれ、岩瀬聡本部長は公正な選挙に向けて、取り締まりの徹底などを指示しました。
鹿児島県警本部・岩瀬聡本部長
「選挙が公正に行われ、県民の意思が正しく政治に反映されることは民主主義の根幹をなすものですが、このためにも県警の各部門が相互に連携を図り、的確な選挙違反取り締まりを行うことが重要である」
この会議は、7月20日の投開票が決まった参院選に向けて開かれたもので、県内27の警察署の署長や刑事担当課長ら、あわせて約80人が対面やオンラインで出席しました。
岩瀬本部長は過去の選挙期間中に発生した要人に対する襲撃を繰り返さないために、警備態勢に万全を期す必要があるとして、次のように述べました。
鹿児島県警本部・岩瀬聡本部長
「不偏不党、厳正公平な取り締まりを推進するとともに警備対策を徹底してもらいたい」
県警によりますと、県内では2025年に入ってポスター、看板などの文書掲示の違反で参院選を巡り、4件の警告が出されているということです。