来月名古屋で行われる大相撲七月場所を前に、鳴門部屋の力士たちが24日から県内で合宿を行っています。

*リポート
「こちら射水市のグリーンパークだいもんにある相撲場では、たくさんの力士たちの四股の音が響いています。2人の関取の姿もあります」

来月の大相撲七月場所を前に、元大関・琴欧洲の鳴門親方が師匠を務める鳴門部屋が24日から3日間の日程で、合宿を行っています。

6月は巡業がないため地方で合宿を行う相撲部屋も多く、鳴門部屋の合宿が富山で行われるのは去年に続き2回目です。

稽古には射水市が拠点の実業団・アイシン軽金属相撲部の選手や、高岡向陵高校相撲部の生徒たちも参加し、共に汗を流しました。

*元大関・琴欧洲 鳴門親方
「富山で合宿をしてから名古屋場所。来週が番付発表なので追い上げて名古屋場所に向けて良い稽古ができたら良い」

その鳴門部屋には十両の欧勝海と幕内の欧勝馬の2人の関取が所属していて、七月場所に向けて熱心に稽古に励んでいました。

*鳴門部屋 東十両九枚目 欧勝海関
「七月場所は幕内を目指せる位置なのでこの合宿で力をつけて七月場所で幕内昇進を決められるように頑張りたい。」

*鳴門部屋 東前頭六枚目 欧勝馬関
「先場所勝ち越して七月場所は大分番付が上がると思うので勝ち越しできるように稽古を頑張りたい」

また、力士たちの胸を借りた高岡向陵高校の生徒たち。

貴重な機会とあって、全力でぶつかりました。

全国での活躍も期待される3年生の水島選手。

時に幕下力士を押し出す場面も・・。

8月のインターハイに向けて貴重な経験になりました。

*高岡向陵高校相撲部3年 水島礼煌選手
「最後の相撲で(鳴門親方から)一番良い相撲をとれていたと言われたので自信がついた」

*高岡向陵高校相撲部2年 三澤賢人選手
「力士はとても強かった。自分と力士の力の違いや実力の差が分かって良い経験になった」

鳴門部屋の合宿は26日までで、自由に稽古を見学することができます。

力士と一緒に汗を流す機会はなかなか無いので、生徒たちも目を輝かせていました。

富山テレビ
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