二酸化炭素の排出量削減を目指しています。
大村市のボートレース大村で、地球環境に配慮した新しいガソリンが試験的に導入されています。
競技用モーターに注がれるのは地球環境に配慮した「E30ガソリン」と呼ばれる、エタノールを30パーセント配合したガソリンです。
大村市のボートレース大村で、6月22日に開催されたレースからテスト導入が始まりました。
ボートレース業界は地球温暖化の原因となる二酸化炭素の排出量削減を目指す「カーボンニュートラル」の取り組みを進めていて、その一環としてレギュラーガソリンからの切り替えを検討しています。
導入によって従来の約12~15パーセントの削減が見込まれています。
日本モーターボート競走会 業務部 島崎公高 次長
「レースの運用状況を検証して、ボートレース業界として採用していくかを決めていく」
新しいガソリンのテスト導入は滋賀県でも実施されていて、淡水で走らせた場合のデータを調べています。
一方、大村では夜に海水を走らせた場合のデータをとり、従来のガソリンと比較することにしています。
競走会は8月中に検証を行い、今後、導入するかを検討することにしています。