愛知県豊田市は6月25日、マダニに噛まれたことが原因とみられる感染症で、2人が死亡したと発表しました。
豊田市によりますと、発熱などの症状で6月1日に入院した、市内に住む50代の女性が、検査の結果「重症熱性血小板減少症候群=SFTS」と診断され、その後死亡したということです。
SFTSは、ウイルスを持つマダニに噛まれることで感染するもので、女性は5月に、草むらで除草作業をしていたということです。
24日に入院先の医療機関で死亡した90代の男性もSFTS陽性と判明しましたが、感染が疑われる時期に、草むらなどで行動した経歴はないということです。