三重県松阪市の小学校で行われた水質検査の結果を改ざんし、ウソの報告をした疑いで、清掃業者の役員が6月25日、書類送検されました。

 警察によりますと、書類送検されたのは、松阪市から受水槽の清掃業務を受注していた「共同商会」の70代の男性役員です。

 2024年8月、市内の小学校の受水槽で大腸菌が検出されたにもかかわらず、検査した業者からの結果を「陰性」と改ざんし、市にウソの報告をした疑いが持たれています。

 その後の市の再検査では大腸菌は検出されず、小学校からも健康被害の報告はないということです。

 男性役員は検査結果の欄を切り貼りする形で報告書を改ざんしていて、調べに対し、容疑を認めています。

東海テレビ
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