警察によると、福島県いわき市の60代の女性に厚生労働省の職員をかたる男から「息子さん名義の保険証が偽造され、違法な薬が処方されているので被害届を出してください」などと電話があった。
さらに、警察官や検察官をかたる男から「あなた方親子の名義でカードが偽造されていて、逮捕状が出ている」などと言われ、SNSのビデオ通話で身分証明書を見せられたことで女性はこの話を信用。9980万円の暗号資産を指定されたアドレスに送金し、だまし取られてしまったということだ。
警察はなりすまし詐欺への注意を呼びかけている。