福島県南相馬市にある福島ロボットテストフィールド。水害に備え、ドローンを使った訓練が行われた。
福島県警本部災害対策課の佐藤克寿警視は「水没した家屋の例えば反対側に行けないとか、そういった所ですね。人が立ち入って確認できない所をドローンで確認してもらうという所が想定されると思います」と話す。
訓練では大雨などの水害で住宅地が水没したことを想定。
上空などから撮影した映像をリアルタイムで確認し、取り残された住民の救助にあたる。ドローンを操縦するパイロットは、県警察本部と災害時の協定を結ぶＮＴＴ東日本福島支店の社員で、こうした訓練は初めてだ。
福島県警の佐藤警視は「今後もですね、実際の災害が起きた場合にどのように協力していただけるか、そういったことを想定しながらですね、連携を強めていきたいと考えております」と話した。
福島県警察本部では今後も企業との連携を強化し、水害などに対応した訓練を重ねることにしている。
