石油情報センターによりますと、6月23日時点の長野県内のレギュラーガソリンの平均価格は1リットルあたり179.6円でした。前週より1.7円高く、大型連休をはさんだ8週連続の値下がりから値上がりに転じました。
全国平均の172.8円(前週より1.6円上昇)と比べると6.8円高く、都道府県別では鹿児島(182.6円)、長崎(181.5円)に次いで全国3番目の高さでした。
長野県内のハイオクは1リットルあたり190.9円で1.8円、軽油は161.3円で1.4円、いずれも値上がりしました。
石油情報センターによりますと、中東情勢の悪化に伴う需給への不安で原油価格が上昇した影響が出ているということですが、全国的に上昇幅は先週予想した時ほど大きく無かったということです。
店頭価格の激変緩和措置として今後、国から元売り各社への補助が拡充されます。国は「全国平均で175円程度に抑える」ことを目標にしていて、来週も値上がりが見込まれています。