2025年1月から5月までに岩手県内で発生した労働災害による死傷者は、2024年の同じ時期より2割近く増加しました。
岩手労働局によりますと、2025年1月から5月までに県内で起きた労働災害による死傷者は519人で、2024年の同じ時期より86人増えました。
このうち死亡した人は2人でこちらは2人減っています。
業種別にみると、死傷者が最も増加したのは「製造業」で2024年の同じ時期より30人増えました。
次いで「運輸交通業」で21人の増加となっています。
また、最も多い事故は「転倒」で189人、次いで「墜落・転落」が87人でした。
夏の期間は熱中症による労働災害が増加することから、岩手労働局では職場における対策の強化に取り組むことにしています。