女子サッカー、マイナビ仙台レディースは6月23日、新シーズン開幕に向け全体練習をスタートさせました。期待の新戦力と既存戦力の融合でチームの生まれ変わりを図ります。
女子プロサッカー、WEリーグ・マイナビ仙台レディースは8月から始まる新シーズンに向けて23日、全体練習をスタートさせました。
千坂紗雪アナウンサー
「再起をかけた新シーズンに向け、新加入選手たちもさっそく汗を流しています」
昨シーズン2勝4分16敗で最下位に終わった仙台。巻き返しを図るため、このオフ、新たに7人の選手が加入しました。
中でも注目はセレッソ大阪から加入した矢形海優選手!2021年から約2年間、仙台でプレーしていた矢形選手は裏への抜け出しとゴール前での決定力が武器。昨シーズン11得点と得点ランキング2位に輝いたエース候補は、得点数リーグ最下位に沈んだ仙台にとって、大きな補強となりました。
FW 矢形海優選手(セレッソ大阪から加入)
「多分自分の良さなど分かっている選手も多いと思うので、そこは本当にいろいろ、もう最初から要求し合って。今シーズンはこう、自分の背番号の13番っていう、13点を取りにいきたいですし、チームに貢献できたらいいなと思っています」
一方、残留を決めた選手も強い決意を語りました。昨シーズン攻撃の中心に成長した多賀城市出身の遠藤ゆめ選手。最下位という悔しさが新たな自覚を芽生えさせました。
MF 遠藤ゆめ選手(多賀城市出身)
「自分がこのチームを変えなきゃいけないっていうふうに思ったので、昨シーズンよりもどんどんゴールを狙って、とにかく結果にこだわるチーム、強いチームになれるように頑張りたいなっていうふうに思います」
2カ月を切った新シーズン開幕。新戦力と既存戦力の融合でチームの生まれ変わりを図ります。
須永純監督
「新戦力の選手たちと、あとは既存の選手たちの適性のところだったり、組み合わせをしっかり見て、1番いい力が発揮できるようにすること。そこのシナジー効果というのはもう期待して見ていきたいと思います。皆さんと一緒に成長して、本当にいいクラブにしたいと考えておりますので、今シーズンもよろしくお願いします」