長崎市の高島トマトを使った特製うどんが登場です。
海運業などを行う会社が7月、高島町で唯一の飲食店をオープンすることになり、24日に提供するトマトうどんの完成を長崎市長に報告しました。
「高島トマトうどん」はあたたかいものと冷たいものの2種類です。
長崎市の崎永海運の関係者など6人が長崎市役所を訪れ、完成したうどんを鈴木市長に味わってもらいました。
鈴木史朗 市長
「さっぱりしていて、トマトのさわやかな風味が広がっておいしい」
崎永海運は炭鉱の島だった長崎市の高島でトマトの栽培事業を2005年に始め、今年で20年です。
糖度が高くおいしいと評判で、2024年は0.8ヘクタールの畑で30トンを収穫しました。
「高島トマトうどん」は大きく育ちすぎた規格外品を使っています。
スープはあごだしをベースに4種類のハーブなどを加えて料理人が仕上げました。
うどんのレシピ担当 NPO法人長崎の食文化を推進する会 野林健二 理事長
「和と洋の融合。ラーメンにあるのだから、うどんにもできるという発想」
崎永海運は7月2日に高島で唯一の食堂「ハートの直売所」をオープンし、高島トマトうどんを提供することにしています。
崎永海運 高島トマト事業部 木下静幸 部長
「なんとか高島の(飲食店がない)現状を汲み取って要望にこたえられないかと最小限の規模でまず(店を)立ち上げてみようとなった」
島が最もにぎわう海水浴シーズンに、今年はターミナルで高島トマトうどんを味わうことができます。