アメリカホワイトハウスのレビット報道官は23日、トランプ大統領がイランの「体制転換」を主張したことについて、「国民を抑圧してきた政権を排除しない理由はあるのか」と述べ、体制転換の必要性を訴えました。

トランプ大統領は22日、SNSで「体制転換という言葉を使うのは政治的に正しくない」と投稿した上で「現在のイランの体制がイランを再び偉大にできないならなぜ体制転換が起きないのか」と主張しました。

これについてレビット報道官は23日、FOXニュースに出演し、「イランの政権が平和的な外交解決に同意しない場合、大統領は引き続き関与していく考えを示した」と説明しました。

その上で「国民を数十年にわたって抑圧してきた極めて暴力的な政権を排除しない理由はあるのか」と述べ体制転換の必要性を訴えました。

一方、イランにある3つの核施設への攻撃については「イランが核兵器を入手するまであと数週間に迫っていた」とし、「トランプ氏が核戦争を防ぎ、アメリカ国民を脅かすことを阻止した」と攻撃の正当性を主張しました。

フジテレビ
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国際取材部
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