6月1日から事業者に熱中症対策が義務付けられたことを受けて、職場での対策について学ぶセミナーが23日、福岡県北九州市で開かれました。

「熱中症対策セミナー」には、会社の経営者や現場責任者など約140人が参加しました。

熱中症対策が6月から罰則付きで義務化され、事業者には体制の整備や会社内での周知などが求められています。

参加者は、労働基準監督官による法改正への対応方法などの説明に、熱心に耳を傾けていました。

セミナーでは屋外活動の前に体を冷やす「プレクーリング」と、スポーツ飲料や朝食の摂取などが、職場で実践しやすい熱中症対策として紹介されました。

担当者は、「今年の夏も暑くなることが予想されるが、熱中症を含む労災事故がないよう安全に仕事をしてほしい」と話していました。

テレビ西日本
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