鹿児島と宮崎の県境にある霧島連山の新燃岳で火山活動が高まっているとして気象庁は噴火警戒レベルを「入山規制」のレベル3へ引上げました。
新燃岳は22日、7年ぶりに噴火しました。
23日の現地調査で1日あたりの火山ガス放出量が急増していることから気象庁は新燃岳の噴火警戒レベルを、「火口周辺規制」の「レベル2」から「入山規制」の「レベル3」に引き上げました。
火口からおおむね3キロの範囲では噴火に伴う大きな噴石に、おおむね2キロの範囲では火砕流が到達する可能性があるとして、警戒を呼びかけています。
また、2011年と同様の噴火があれば、爆発的な噴火に伴う空気の振動で窓ガラスが割れる恐れなどがあるとして注意を呼びかけています。