東京・調布市の中央自動車道で目撃されたのは、タイヤが破裂する瞬間です。

突然、「バン!」と破裂音が響き渡るやいなや、前を走るバスから白い煙が上がり、黒い破片のようなものが飛んでいます。

目撃者:
バン!っていう感じ。(バスが)最悪横転するとか、そういうことが起きないか怖かった。

バスはバランスを崩しますが、車線を越えることなく、ゆっくりとスピードを落としながら路側帯へ移動し、停車しました。

タイヤの破裂の原因は何だったのでしょうか?

バス会社によりますと、走行中に道路に落ちていたL字型の金属片を踏み、右前のタイヤがパンクしたということです。

当時、車内には乗客24名がいましたが、けが人はおらず、代わりのバスを手配したといいます。

警視庁によりますと、バスの他にトラックも金属片を踏み、タイヤがパンク。
その後、金属片は回収され、物損事故として処理されたということです。

高速道路を管理するネクスコ中日本は、落下物を防ぐため「出発前に積み荷の確実な固定をし、長距離・長時間走行の場合は途中のサービスエリアなどで再点検をお願いします」と呼びかけています。