県警は小松警察署の署長がパワーハラスメントにあたる行為を複数回行っていたとして、この署長を異動させる人事を発表しました。
23日付けで本部長注意の処分を受け今月27日付けで生活安全部首席参事官に異動するのは現小松警察署長です。県警によりますと署長は2025年4月、会議や決裁の際に部下である署員1人に対して「そんなことも分からないのか」などと他の署員がいる前で叱責する行為を複数回行いました。
その後叱られた署員は精神的苦痛を訴え体調を崩したということです。県警は、干場署長の行為がパワーハラスメントに該当するとして処分を決めました。干場署長はパワーハラスメントについておおむね認めていて「指導のつもりだったが行き過ぎた。被害者が体調を崩したのは私の責任であり、反省しています」とコメントしています。