宮城県名取市と仙台空港鉄道はにぎわいの創出などに連携して取り組むため、6月23日、協定を結びました。
締結式には、名取市の山田司郎市長と仙台空港鉄道の笹出陽康社長が出席しました。仙台空港鉄道は仙台駅と仙台空港を結ぶ鉄道を運営する第三セクターで、協定では路線の利用促進ほか、名取市の魅力発信などが盛り込まれました。
鉄道の昨年度の利用客は約427万人で、初めて400万人を超えるなど、需要が高まっています。
名取市 山田司郎市長
「今後も連携して、沿線の価値を向上させていくのが一番の狙い」
仙台空港鉄道 笹出陽康社長
「地域貢献という面で、今まで手が届かなかった部分が協定で対象にすることで、具体的にできるのではないか」
協定に伴い、仙台空港駅には23日から、東北一の生産量を誇る名取市のカーネーションをPRするフォトスポットのパネルが設置されたということです。