鹿児島県内で随意契約の備蓄米が販売されて2週間あまりが経過する中、流通大手のイオン九州でも県内での販売が23日から始まりました。

2000袋以上が準備される中、大きな混雑は見られませんでした。

鹿児島市のイオン鹿児島店で23日午前9時から始まった備蓄米の販売。

5キロ税込み2138円の備蓄米が2200袋用意されました。

店頭とアプリで事前告知を行い、午前8時半から整理券を配布しましたが大きな混雑はなく、オープンまでに130枚の整理券が配られました。

備蓄米を購入
「(備蓄米購入は)初めて。(備蓄米販売で)だいぶ並んだと聞いたので、早めに来た」
「(備蓄米購入は)2回目。(味は)そんなに気にならなかった。普通のお米と一緒だった」
「22日イオンに来て、たまたま23日の販売を知った。一度は食べてみたいと思って。いろんな食品の値段も上がっているので、値段も大事かなと思うが、生産者のことを考えたら(米の値段が)安すぎるのもよくない気もする」

イオン鹿児島店では、23日午後5時までに、約1400袋が売れたということです。

イオン九州 鹿児島西営業部・杉野康盛部長
「2200袋用意したので、朝だけでなく、昼、夕方でも買えると客も慌てなかったのでは。備蓄米を販売を開始したが価格は生産(した年)によって違う。選択の幅のひとつとして、いろんな種類のお米を提供したい」

イオン九州によりますと、次回の入荷は未定ですが、今後は、県内各店舗に振り分けて販売する予定だということです。

鹿児島テレビ
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