愛媛県新居浜市にある電気工事業者が、破産開始の決定を裁判所から受けていたことが23日に分かりました。負債は約1億400万円と見られています。

破産開始の決定を受けたのは、新居浜市八幡にある電気工事業「才川」です。

帝国データバンク松山支店と東京商工リサーチ今治支店によりますと、「才川」は2005年6月に創業。地元の工事業者などから受注を受けてプラント設備や公共施設、太陽光発電などの電気工事を手がけ、2024年8月期の売上げはピークの1億4900万円に達していました。

しかし大型工事の減少や他社との競合から安値の受注を余儀なくされ、採算性は低く債務超過の金額が7477万円に上っていたとしています。コロナ禍の期間中は売上げが1億円余りに留まり、赤字が続いていたということです。

その後も受注の確保に努めていたものの業績の改善は見込めず、破産開始の決定を松山地裁西条支部から6月11日に受けました。

負債は約1億400万円と見られています。

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テレビ愛媛
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