アメリカのトランプ大統領は国民向けに演説し、イランの3つの核施設を攻撃し、成功したと発表しました。
これに対してイランは、イスラエルを弾道ミサイルで攻撃、さらにイスラエルがイランの軍事施設を空爆するなど攻撃の応酬が続いています。
イランからのミサイル攻撃で被害のあったイスラエルから、FNNイスタンブール支局・加藤崇支局長がお伝えします。
イスラエルでは今から4時間ほど前、イランから弾道ミサイルによる大規模攻撃があり、イスラエル全土で約10カ所に着弾し、80人以上が負傷しています。
一方、イラン原子力庁は攻撃された核施設での放射性物質の漏えいは確認されていないとしたほか、今後も核開発を続けるとの声明を出しました。
最高指導者ハメネイ師は18日、「アメリカが軍事介入した場合、取り返しのつかない損害をもたらす」と警告していました。
イランが今後、アメリカ軍への攻撃やホルムズ海峡の封鎖などの報復措置に出るのかが焦点となります。