トランプ大統領が攻撃を決断した背景と今後の影響について、アメリカ・ワシントンから、FNNワシントン支局・千田淳一記者が中継でお伝えします。
トランプ大統領は外交交渉で打つ手がなくなったことから、直接攻撃という最終手段に踏み切ったとみられます。
アメリカのメディアは、イランとの核交渉を巡り、トランプ氏が先週の段階で、自らイランの最高指導者ハメネイ師と直接交渉を行う覚悟でいたと伝えています。
しかしハメネイ師がこれに応じず、外交交渉が行き詰まったほか、核兵器の製造が目前に迫っていたことへの危機感も攻撃を後押ししたとみられます。
一方、専門家は今後のイランによる報復について、ホルムズ海峡の封鎖やアメリカ軍施設への攻撃、国内でのテロ活動の活発化を指摘していて、さらなる反撃を示唆するトランプ氏が戦闘拡大にどう対応していくのか、その手腕が問われることになります。