岩手県内は6月20日も厳しい暑さが続き、宮古市川井では35.2℃と2025年初めて猛暑日になりました。
各地で30℃以上まで上がり、久慈市では熱中症の疑いで搬送された男性が死亡しました。
三倉茉裕子アナウンサー
「日差しだけではなく地面からの照り返しもあってかなり暑く、立っているだけで体力が奪われていくような気がします」
県内は上空に暖かい空気が流れ込んだ影響で20日も広い範囲で気温が上がりました。
宮古市川井では35.2℃まで上昇し2025年初めての猛暑日となりました。
また軽米と岩泉で32.6℃、葛巻で32.5℃など県内34の観測地点のうち22カ所で真夏日を記録しました。
このうち31.6℃と3日連続の真夏日になった盛岡では、街の人に涼やかな気持ちになってもらおうとボランティアの人たちが盛岡城跡公園の花壇に夏の花を植えていました。
この厳しい暑さで県内では20日午後4時時点で10人が熱中症の疑いで病院に運ばれました。
このうち午後1時前に久慈市の路上で倒れた状態で見つかった90代の男性は病院で死亡が確認されました。
県内は21日も厳しい暑さとなる見込みで引き続き熱中症対策の徹底が必要です。