20日の秋田県内は、横手市で2025年で初めて35度を超す猛暑日となったほか、6月の観測史上最も高い気温を観測した地域もありました。この暑さで小学生が授業中に体調不良を訴えるなど熱中症の疑いで11人が救急搬送されています。

横手市では、午後3時37分に35.4度まで上がり、6月の観測史上最高の気温で2025年で初めての猛暑日を観測しました。さらに仙北市角館で34.9度、由利本荘市東由利で33.9度、湯沢で33.8度となり、こちらも6月の観測史上最も高い気温です。

この暑さの影響で県内では11人が熱中症の疑いで搬送されました。

能代市の小学校では体育の授業中に男子児童3人が吐き気やおう吐の症状を訴えました。同じく能代市で80代の男性が昼ごろ畑で倒れているのが見つかり、搬送時、意識がもうろうとしていたということです。

暑さは21日も続く見込みで、最高気温は横手市で33度、北秋田市鷹巣で32度、秋田市で31度と予想されています。引き続き熱中症に注意が必要です。

秋田テレビ
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