秋田県内の百日咳の患者数は48人で、前週より減少したものの高止まりで推移しています。
百日咳は主に子どもがかかる感染症で、咳が長引く点が特徴です。乳児が感染した場合、重症化して死亡する恐れがあります。
6月9日から15日までに報告された県内の百日咳の患者数は48人でした。過去最多となった前週より13人減りましたが、患者数は高止まりです。
保健所別では、横手が20人と最も多く、次いで秋田市が10人、大仙が6人、由利本荘と湯沢が5人、大館と能代が1人でした。
このほか、マイコプラズマ肺炎が増加しているほか、伝染性紅斑いわゆるリンゴ病の患者が多く報告されていて、県は手洗いなど基本的な感染対策を呼びかけています。