愛媛でも梅雨の晴れ間が続き、すでに厳しい暑さが続いています。松山市内のスーパーでは6月に入り、19日時点ですでに価格に影響が出始めています。梅雨が明けるなどし本格的な夏が訪れると、暑さに弱い葉物野菜によっては今後、価格が倍以上になる可能性が懸念されています。
曽我部愛麗キャスター:
「小松菜1袋78円、チンゲン菜が98円。そして山盛りに積まれたキャベツはなんと1玉98円。かなり安いですね。ただこの暑さが続く中なか、野菜の価格高騰が懸念されています」
野菜の安い価格が並ぶのは松山市内の「木村チェーン朝生田店」。5月は気温が低い時期もあって野菜が順調に育ち、キャベツやレタスなどの葉物野菜の価格が例年より安定。しかし6月に入って真夏のような暑さが続き、この安さでも価格に影響が出始めています。特にレタスは50円台だったが90円台(特売除く)になっています。
衣川裕樹専務
「夏野菜は本来なら今からどんどんでてきて安くなるのが例年なんですけど、今年は不作なのかちょっと相場が高くて。トマトとかは例年通りかなと思うんですけど、ピーマンやナスはちょっと高い」
この時期だとピーマンは、1袋が例年で78円だったのが128円に。ナスは1袋(2本)が98円から158円になっています。
梅雨が明けると本格的な暑さに。葉物野菜は暑さに弱く、高温が続くと育ちにくくなったり腐りやすくなり、種類によっては倍以上の価格になることもあるといいます。
木村チェーン・衣川裕樹専務:
「だんだん気温も暖かくなって、梅雨も明けたら気温も高くなってくるので、相場が上がってくるかなと思います。非常に懸念してますね」
今後も心配される野菜の高騰。家計の悩みが増えるかもしれません。
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