梅雨が明けていないのに連日の真夏の暑さ。
熱中症が心配されるのは動物も同じです。
*リポート
「富山市のファミリーパークですペンギンたち、この暑さに耐えきれず日陰で体を休めています。心なしか、すこし息苦しそうです。」
冷たいプールよりも岩場の陰で肩で息をするように呼吸するペンギンたち。
富山県富山市のファミリーパークでは、夏の時期の熱中症対策を早めました。
ペンギン池には日よけを設置し水の入れ替えを定期的に行い暑さを凌ぐようにしています。
また、体の毛が厚いヒツジやヤギには、塩分補給ができるよう固形の塩を置くなどそれぞれの動物の特徴に合わせた対策を行っています。
*リポート
「クマがこの暑さで火照った体をシャワーに打たれて冷やしています。気持ちよさそうですね」
クマ舎で気温が高い日に流す冷たいシャワーの「クマミスト」。
これも例年なら7月に入ってから使用されますが、連日の暑さから今年は早めの登場です。
ツキノワグマのバッケが立ち上がって気持ちよさそうに浴び、プールにも浸かって体を冷やしていました。
*富山市ファミリーパーク動物課 森大輔課長代理
「つい最近までは夜は保温をしていた動物もいたが、一気に暑くなってきたので風通しを良くしたり切り替えながら動物たちの体調管理を気遣いながら様子を見ている」
この暑さの中、来園者は
*親子連れ夫婦
「暑すぎますムシムシする。室内があれば入るみたいな」
*親子連れ夫婦
「暑いですよね梅雨あけたのかどうなんでしょう」
Q)梅雨あけたと疑いたくなるほど?
「はい、ちょっと暑いです」
*子どもは
「あちゅくない!」
*記者
「暑くない?首に涼しいの付けてるもんね」
*父親は
「これないと暑いね、熱中症にならないように水分補給を小まめにしたり首元冷やして対策してます」