秋田県北秋田市の森吉山で夏のゴンドラ運行が始まり、多くの人が緑が濃くなる木々の葉や高山植物を楽しんでいます。
北秋田市の森吉山阿仁スキー場で、夏の森吉山を上空から楽しめるゴンドラの運行が始まりました。山頂の駅までは約20分。緑の濃さを増す木々の葉を眺めながら空中散歩を楽しめます。
また、18日は「花の百名山」と呼ばれる森吉山の自然を存分に感じられる自然観察会が開かれました。県の内外から参加した12人は、ガイドの案内でイワカガミなどが彩る登山道を進みます。
ガイドから「オオカメノキという花が咲いている。花びらが5枚に見えるが1個の花」と説明を受けると、参加者は写真を撮るなどして散策を楽しんでいました。
参加した女性は「初めて参加したが、普段から山登りをしていて花が気になっていて参加したので、勉強になって楽しい。気持ちよく登れて気温的にも登りやすかった」と話していました。
登山ガイド・木村望さん：
「森吉山は“花の百名山”ということで、これからは夏の花も咲いてくるので、ゆっくり花を楽しみたい人に参加してほしい」
夏の自然観察会は、8月11日までにあと5回開催される予定です。
